« September 2018 | Main | January 2019 »

November 2018

名句メモ

 口内炎へ舌行きたがる瀧の前 (池田澄子)


「俺選名句」というメモもiPhoneメモ内に作っていたのだが、それもごそっと消えてしまったらしい。長い間かかって溜めたんだがな。

確か記憶では、


 瀧の上に水現れて落ちにけり (後藤夜半)


を最初にメモしたと思う。これはやっぱりすごい。

それにしても池田澄子さんの句も、自由というか人を食ってるというか、それでいて鋭い。
本当にそうだという実感がある。

二大瀧の名句だと思う。

どちらのタイプも、ああ俺もこういうのを作りたい、という気にさせる句だ。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

川柳メモ

俳句を始めたころからどうしてもつい川柳ができてしまうことがあって、
俳句とは別にしてiPhoneのメモに入れてだいぶたまっていたのだが、
いつのまにか1、2のかたまりが消えてしまっていたらしい。残念。

 

そういうわけで以下は比較的最近の「川柳3」のアーカイブである。

 

 

もう一周回ってやっぱ古い服

 

鍋に敷くタウンページの薄さかな

 

よく揺れるポニーテールに抜かれけり

 

人類をじろりと睨む大赤斑

 

立ち上げ中映る顔から目を逸らし

 

電球もレコードもなきエヂソン忌

 

焼香に摘むくらいのキャビアかな

 

警官の夏の妄想ウナギイヌ

 

「『またデジャヴ』というデジャヴ」というデジャヴ

 

半ズボン半額セールで二着買う

 

カメラじゃないほうにお辞儀や初司会

 

ラーメンのインスタ夏は少し減り

 

熱帯夜眠れないから起きれない

 

貝の蓋閉じるが如くトイレ閉ず

 

ズボン蹴りながら出て来る夏厠

 

網ポケットにまず放り込むロング缶

 

降車駅近づくほどに眠くなり

 

ぼくの体だけ乗せて行く救急車

 

 

もうちょっとマシなのたくさんあったはずだがな。

| | Comments (0) | TrackBack (0)

« September 2018 | Main | January 2019 »