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May 2009

いま人気の漫画の多くは、すぐれた「学習漫画」でもある

「ヒカルの碁」を読んでいてはたと思ったのは,
今絶賛されている漫画の多くは,ある未知のジャンルに対して
まったくの初心者の主人公が、新しいなにかを「知っていく喜び」
というものが非常にうまく折り込まれているということだ。

主人公と自分が一体になって、つぎつぎと新しい扉を開いてゆくようなワクワク感。
単に成長していったり強くなっていくだけではなく、
知らなかった世界を一つ丸ごと手に入れていくような、
知的お得感とも言えようか。

主人公は,作中で技倆や仲間を獲得し、どんどん成長していくわけだが、
じつは読んでいる方も、
知識という面で、確実に何か新しいものを得た、という変化を感じられる。
つまり、読む前と後とで、
自分も変わった(=成長した)かのような気にさせられる。
人気の漫画はそこがひじょうに上手く出来ていると思う。

「ちはやふる」
「とめはねっ!」
などが如実にそうだし、
「のだめカンタービレ」
もこの系統だ。

うんと古くまでたどれば、
「あしたのジョー」「エースをねらえ!」なども、基本、そうなのだと思うが、
まだストーリーのほうに比重がかかっており、
より具体的な”リアリティ”ということで言えば,
やはりこのスタイルは「スラムダンク」が確立し、洗練させたように思える。
(バスケはスポーツの中では比較的マイナー、という点も重要)

バスケというのは何人でやるのか,ドリブルの練習の仕方,
”庶民シュート”(レイアップシュート)、その動作の手順、
バスケにはバスケシューズというものが要るのだ、ということ、
リバウンドというもの重要さ…

作者は花道に、タイトルにもなっている「スラムダンク」をなかなか打たせてくれない。
そこに到達するまでに、覚えなくてはならないことが無数にあり,
それらをひとつひとつ、丁寧に描いていくので,
読者にも、花道と一緒に長い道のりを成長してきたかのような喜びが感じられるのだった。

でもまあ、現実には存在しない世界での成長潭、たとえば
「DORAGON BALL」「ONE PEACE」「HUNTER×HUNTER」「NARUTO」
などが、じゃあ面白くないかと言うと、そういうことはない。 
これらがなぜ面白いのか、の考察はまた別にやらねばなるまい。


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最近流行ってる健康食品のコ

コエンザイム
コンドロイチン
コラーゲン
グルコサミン

なぜみなコがつくのだろうか。

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他人のコントロール

他人のコントロールが上手い人下手な人。
ビジネスも子育ても、それに尽きるのでは。
それは生まれついての能力か。

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この世界じゃないどこかの世界

「この世界じゃないどこかの世界」が、
リアリティを獲得し始めたのはいつ頃からか。
幻想文学の類いが盛んに書かれるようになった時期か。

民話や神話の類いは,
かつてこの世界はそうだった、という物語だ。
だから世界は単一だった。
ところがそうじゃなく、
いつどこでという接点がこの世界とまったくない世界、が、
ある時期から大量に語られたり、作られ始める。

70年代には「四次元の世界」と言っていたのが、
いつのまにか「異次元の世界」と言うことが多くなってきた。
そのあとから、「多世界解釈」も世の中に出てきやすくなったように思う。

とりあえずおれは、
大量の映画や漫画、ゲーーム世界などが作られるようになってから、自然にそうなった、
という自然発生説。。。かな。


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訓令式とあずまきよひこ

いまや誰も擁護しない訓令式ローマ字。

筆記体の教育がもう中学でなされていない、
というのが最近のネットニュースにあったけど、
訓令式の方がもっと悩ましい問題だ。

それに関係あるのかないのかしらないが、
漫画家のあずまきよひこの仕事場のクレジットは、
YOTUBA SUTAZIO
と表記されている。

これは確信犯だろう。
いま日本で一般的な、英語に日寄る感覚だと
YOTSUBA STUDIO
と表記されるはずだ。

あずまきよひこの世界は、「英語圏」なんか関係ないということなのだろうか。

ヨーロッパではどうか。あずまきよひこの世界は。
訓令式は、フランスやイタリアでは、むしろ日本語に近く発音される表記だといわれているようだが。

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記号と表現

「こんな表し方があるのか」という驚きが伴うのが「表現」。
みんなが知っている表現だけで出来ているのが「記号」。

「山歩き」をあらわすのに、
言葉の記号を使うばあいは、「山」という記号と、「歩く」という記号をくっつければいい。
絵の場合は、リュックサックを背負ってアルペン帽、ニッカボッカの二人連れなどが、ふたこぶ山を背景に、「♪」でも口から出しながら歩いてる絵でも描けばいい。
もう少し組み合わせの多い多少複雑な集合体であっても、それはほとんど「記号」と言っていいだろう。

ところが、思いも寄らぬ言葉遣いの組み合わせや見慣れない絵,音,感触などを動員して、
「山歩きって、そうだよな、そういう表し方もあるよな」,と感動させれば、それは「表現」。

または、なんと形容していいかわからないが,たしかになにかある、とおもわれるものは、もう一歩進んだ表現。
それは言葉という記号が追いつこうとしても追いつけない存在だ。

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幸せになる方法

中国のことわざでは,

1時間幸せになりたいなら、酒を飲みなさい。
3日間幸せになりたいなら、結婚しなさい。
1週間幸せになりたいなら、牛を飼いなさい。
一生幸せになりたいなら、釣りをしなさい。

だってさ。

アレンジに挑戦。

5分間幸せになりたいならブランコに乗りなさい。
2時間幸せになりたいならセックスしなさい。
一日幸せになりたいなら小説を読みなさい。
一生幸せになりたいなら自転車に乗りなさい。


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キテレツ大百科の魅力とは

キテレツ大百科のふしぎな魅力というのは,
この世界では、けっしてひどいことが起きないし、
英一は将来的には絶対つぶしの効く仕事に就けるし,
みよ子には基本的に好かれているし、
ブタゴリラは根本的にいいやつなので、決して殴っては来ない、
という絶対的な安心感にある。

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